4月号「手段ではなく思想」
春ですね。
写真は雲取山山頂。都や県の境目など関係なく、とっても気持ちのよいところだった。
さてさて今月は山頂では全く役に立たないが、毎日の生活には切っても切れない「お金」の入れ場所、「財布」について。
おれは3〜4年前まで財布を持たなかった。小銭も、お札もそのままポケットへ。
だからスケートでこければ小銭がソニック・ザ・ヘッジホッグのように“チャリーン”と、
お札はスケート後には自動販売機に詰まってしまうようなしんなりした風合いになっていた。
ある時姉がロンドン土産に財布をくれた。観覧車ロンドンアイの売店で買ったらしく、観光地で売ってる適当な物だけど、奇跡的に使いやすくてずっと愛用していた。
二つ折りで使いやすい。小銭が見えるメッシュポケットがいい。ジッパーは全て破壊済み。
三年くらい使ったかな?汚いし、臭い。
いよいよ汚れや崩壊がひどくなり、レジの娘が可愛かった時なんかは財布を見られないように気を使うようになっちゃって、次の財布を探していたんだけど、
なかなか満足のいく物は見つからなかった。
そんな時に友人がロンドンに行く、なんて事言ったのでお土産に同じ財布を頼んでみた。
しかし彼は人の話を半分以上聞いていない事で有名な人なので、こっちも期待は半分ぐらいの気持ちでいた。
結果は案の定でした。彼はナギくんといいます。
しかしその後、彼の奥さんがロンドンに行ったみたいで、彼の代わりに財布を買ってきてくれたのだ!
で、届いたのはこれ。
なんか、ロンドンの地図・・・。3つ折で、どういれても日本の紙幣は変な折り目に・・・。
伝言ゲームはうまく行っていなかったようで、「観光地っぽい財布」が届いたのだ。
でもおれはこの財布を大事に使ってるよ。すべてのジッパーを壊すまで使うかは分からないけど。
小銭入れだけで済むときはこれ使ってます。ごぞんじ、「EYL」。
慣れてくると使いやすくなってくるよ?スケーターらしい。皮が上等過ぎ。
あとはこんなのも。鍵かけて、どっかにぶら下げておける。
くどいようですが、山にはこれ。2.2g。汚れたから?
それでは、5月の更新をお楽しみに。